「社会保険労務士では食えない」の真偽

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「社会保険労務士では食えない」の真偽

真実は本人のみぞ知る


 これからの時代、社会保険労務士の仕事などない
 社会保険労務士という資格で食べていける時代は終わった


 社会保険労務士のみに限らず、様々な士業について言われていることですが、ここ数年「資格頼みの生き方ではやっていけないよ」といったネガティブな風潮が一般化しているように思います。
こんな風ない言われ方をしている現状は、社会保険労務士を生業としている私たちにとっては非常に悲しいことですが、こうした流れは正しくもあり、誤りでもあります。

社労士の仕事
 私個人としては、社会保険労務士としての仕事へのニーズは、未だかなり多くあるのではないかと考えています。ただ、従来の1号、2号業務、つまり手続き関係に限定してしまうとそうとも言えないかも知れませんね。
インターネットの普及により、今やどんな情報も簡単に入手することが出来るようになりました。そんな中で、経営者が自ら手続きを行うケースも珍しくありません。
つまり、この分野においては社会保険労務士として仕事が発生する場面が減りつつある、ということになります。

 しかしながら、社会保険労務士ができる仕事は、何も1号、2号業務に限定されるものではありません。例えば、労働問題発生を予防したり、起きてしまった際には解決策を示したりなど、人事・経営分野においてはコンサルタントとして活躍することが出来ます。
また、年金問題の専門家として、個人を相手に相談にのったり、裁定請求を助けたりということも出来るでしょう。これに関しては、取扱いの難しい障害年金専門の看板を掲げて活躍している先生も多くいらっしゃいますね。
このように、社会保険労務士としての知識を活かすことで出来る仕事は、考え方によってはいくつもあり、展開の仕方は個々に委ねられていると言えます。
活躍の仕方は個人のアイディア次第なのに、一概に「社会保険労務士の仕事では食えない」などと、どうして言えるでしょうか?
 
また、開業、勤務といった働き方の選択肢のある社会保険労務士だからこそ、必ずしも「食えない」とは言いがたいことも確かです。
これの点については、次ページへと続きます。


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